未来メモリー

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毎年夏が来るとスピッツのハヤブサを聴きたくなる

今週のお題「私の『夏うた』」

 

簡単に答えられるお題だったので、久しぶりにお題に挑戦。

ハヤブサ

私にとっての「夏うた」といえば、アルバム丸々「夏アルバム」な、スピッツハヤブサの曲たち。 

スピッツで卒業ソングを考える(※空も飛べるはず、チェリー禁止) - 未来メモリー

こんな記事を書いてしまう程度にはスピッツが好きな私だけど、特にハヤブサは自分の中で特別な一枚。

アルバムの発売は2000年7月26日。17年前の、まさにこれから夏休みという時期。当時の私は高2。

今思うと高校生の頃って一番感受性が豊かで、その頃によく聴いた音楽って、大人になった今でも心の深ーいところに強烈に刺さっている。そういう人、私だけではないはず。

その頃から今でも、私の一番好きなアーティストは変わらずにスピッツなんだけど、やはり多感な時期ほど熱量が大きい。ハヤブサは私が予約して買った最初で最後のCDアルバムだ。「フェイクファー」以来、数年ぶりのオリジナルフルアルバムだったから、楽しみで仕方なくて予約したのだったと思う。

発売日、TSUTAYAでワクワクしながら買って、帰りがけにコンビニで「爽」のバニラ味を買って、自室のCDコンポで歌詞カードを読みながら、爽を食べながら一通り聴いた。すごく暑い日だった。

そして夏休み中の部活の登下校時に、電車の中でMDウォークマンで聴くために、すぐにMDにもダビングして。

その夏は、本当にずっとハヤブサを聴いてた。

学校が家から遠かったから、登下校のときに何の音楽を聴くかというのは自分にとってかなり重要なことだったんだけど、高2の夏は本当にひたすらハヤブサを聴いていた。何度聴いても飽きなかった。

 

スピッツは、夏の曲が多い。 ハヤブサに収録されているシングル曲も「ホタル」「放浪カモメはどこまでも」とタイトルから夏の曲だ。

ただ、ハヤブサの収録曲には爽やかな日差しを連想させる夏うたが少ないような気がする。アルバム全体を通して聴くと、スピッツには珍しい暗い装丁のジャケットと歌詞カードのせいか、夕立の後のモワッとした空気とか、寝苦しい熱帯夜とか、なぜかジリジリ暑苦しい熱気を思い起こさせるのだ。通勤通学ラッシュの混雑した電車の湿度の高い人の群れの中で、黙ってじっと音楽を聴いていた当時の思い出とも結び付いているのかもしれない。

今年の夏も暑くなるらしい。

ここ最近の日本の夏は暑すぎて、明るさとか爽やかさよりは過酷さばかりを感じる。夏の楽しさよりは、夏の辛さがギリギリ上回って、私にとっての夏はもはや忍耐の季節だ。

だから楽しい夏を思わせる夏うたより、現実的な夏の空気にマッチするハヤブサの曲たちを今年も聴いてみようと思う。