未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

5歳児、扁桃腺摘出手術の体験記②手術の様子


5歳児、扁桃腺摘出手術の体験記①手術の決意 - 未来メモリー

こちらの続き。

入院当日を待つまでの間、子供にはなぜ入院するのか、どんな手術を受けるのかということは可能なかぎり説明してきた。これまで子供を度々苦しめてきた扁桃腺を取ってしまうことは何とか理解できたようで、手術は怖いが頑張る、と本人は気丈に言っていた。

 

  • 入院1日目(手術前日)

手術の前日午後から入院。

小児病棟に入院するため、保護者である私も付き添い入院をする。

ベッドも食事も入院患者分しかないので、保護者は子供の寝ている横で添い寝、食事は院内のコンビニで調達する。

ちなみに夫は仕事なので、入院期間中の下の子は実家に預かってもらう。小児入院病棟には見舞いの子供は入れないので、次に兄弟が会えるのは上の子の退院後だ。

この日は手術の内容や入院スケジュールの詳しい説明を受け、同意書などの書類の取り交わしたり、全身麻酔を受けるので麻酔医から説明を受けたりした。

 

  • 入院2日目(手術当日)

昼の手術に向けて朝から絶食。

手術は予定通りの時刻に開始した。

保護者はもちろん手術室内に入れないので、手術室前の部屋で子供と別れる。保護者は手術が終わるまで病室で待機するように言われる。

手術は器具で口を大きく開くように固定し、口から扁桃腺を除去する。 麻酔の影響で力加減がわからず、口を開ける器具を噛んでしまって口回りに怪我をしてしまう場合もあるらしい。 

手術終了も予定通りだった。

病室で待っていると看護師が呼びに来てくれた。子供に会う前に主治医から除去した扁桃腺を見せもらった。表現がアレだが、まるで薄切りにした砂肝のようだった。「扁桃炎にかかりやすい割には、お子さんの扁桃腺は中の上くらいのサイズでした」と言われた。扁桃腺が大きいから扁桃炎になりやすいという訳でもないよということだ。

そして子供の待つ集中治療室へ。ドキドキしながら入っていくと、既に麻酔から目覚めていた子供は身体を横向きにしながらシクシクと泣いていた。固定器具による怪我は無かったのでその点は少し安心した。

手術前は緊張した面持ちながらも泣きはしなかったが、やはり5歳児にとっては怖い経験だし、必死に我慢していたのだろう。ようやく終わってホッとしたというのもあるかもしれない。よく頑張ったねと子供のことを讃えた。

 

麻酔が完全に切れると、患部が痛み出し、微熱が出ることもあるらしい。扁桃腺の手術は傷口を縫合しない。いわば口の奥、喉にとてつもなく大きくてひどい口内炎が出来るようなものだ。

その部分が自然に治癒するまで、特に食事に苦労する。出来るだけ喉ごしの良いものを、喉の傷に当たらないように食べなくてはならない。

また、傷が完全に塞がるまではちょっとした刺激で傷口から出血してしまい、そうなると厄介なので、大声を出したりしないようにというのも注意された。子供には意外とこれが難題であり、ちょっと興奮するとすぐに声のボリュームが上がる子供を入院中に何度もたしなめた。

この日の夕方は案の定、微熱が出て、更に傷口がひどく痛むと泣く子供はとてもつらそうで可哀想だった。病院から処方された痛み止めの薬と、水分補給のスポーツドリンクを飲むのが精一杯。ほんの少しずつ口にしていたが、飲み物が喉を通るたびに苦痛に顔を歪めていた。

 

ちなみに手術を受けた直後の傷口の様子をスマホで撮らせてもらった。実物の写真は載せられないので、絵にするとこんな感じ。

f:id:miraimemory:20170613173037j:image

のどちんこの両脇に、白っぽくただれたようになっているのが傷口。まるでつららのようになっていて、範囲も広い。見るからに痛そうで、少しでも早く傷が癒えることを願うしかなかった。

 

つづく。