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5歳児、扁桃腺摘出手術の体験記①手術の決意

上の子供が年中組の園児だった5歳のとき。
初夏の頃から頻繁に扁桃腺炎(扁桃炎)になるようになった。
ちょっとした微熱から始まる風邪でも熱が下がる前に扁桃腺が腫れだして、そのまま扁桃腺炎になる。一度炎症になってしまうと症状が治まるのをただ待つしかない。軽めの風邪から扁桃腺炎になり、そのまま一週間近く登園できなくなることが、1~2ヶ月に一度のペースで発生する。子供本人が辛そうだったのはもちろん、看病する大人もなかなか精神的にキツかった。

あまりにもそんなことが続いたので、かかりつけの小児科医から「このペースで扁桃腺炎になるなら扁桃腺除去手術を受けることも考えてみてはどうか」と言われた。

任意の手術なので受けるか否かを決めるのはあくまで自分たち自身。手術は別の総合病院で受けることになるが、希望があるなら紹介状を書くと言ってくれた。

そんな話を初めて出されたのが12月頃。度重なる扁桃腺炎に親子共に半年ほど苦しめられていたタイミングでのことだった。

確かに扁桃腺を取ってしまえば、扁桃腺炎から解放されるのだ。とても魅力的ではある。ただ詳しく聞くと、手術は全身麻酔で術後は一週間の入院が必要らしい。扁桃腺をチョキッと切り取ってハイ終わり、ではないのか。思っていたより大がかりである。その内容を聞いて私も夫も腰が引けてしまい、緊急性のあるものではないから、しばらく様子を見ますとそのときは答えた。

しかし、子供が扁桃腺炎になるペースは全く落ちない。その冬も、扁桃腺炎のせいで幼稚園の大きな行事に危うく出られなくなるところだった。

手術を受けないとしたら、今後も幼稚園や学校の大きなイベントや、下手したら受験みたいな大事な局面でも扁桃腺炎になるかもしれないというヒヤヒヤと隣り合わせでいなければならないのか。それはおそらく子供本人にとっても精神的な負担となってくるだろう。

一週間の入院で済むのなら、やはり小学校に入る前のこのタイミングで扁桃腺を取ってしまってもいいかもしれない。

そして子供が幼稚園の年長組となった春、夫と子供ともよく話し合い、扁桃腺除去手術を受けることに決めた。

かかりつけの小児科医に紹介状を書いてもらい、実際に手術を受ける総合病院を受診。3カ月後の夏に手術を予約することとなった。

 

つづく。