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強者の立場で「みんな仲良く」を謳うのはとても難しい


何いってんの!?子育てしてる人は偉いに決まってるじゃん! - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

この記事を読んで思ったこと。

私も筆者と同じ現役子育て世代なので、言いたいことはわかるし論旨に賛同する。

でも、こういう意見を強者(この場合は結婚して子供を持つ立場)の側が発信するのって、すごく難しいのだなと思った。

極端なことを言うと、例えば男女差別において。一般的に差別している(とされる)側の男性が「まあまあ、皆仲良く」と言ったら、差別されている(とされる)側の女性が「よく知りもしないのに何を言ってるんだ」と憤るのは想像に難くないだろう。

あるいは、世代間のギャップについて。滅私奉公当たり前の時代を生き抜いてきた中高年が、ブラック企業批判をする若者に対して「まあまあ、それくらい我慢しなさい。私らの若い頃は… 」なんて語りだしても耳を貸してはもらえないだろう。

 

強者の立場で強者と弱者の二者で分断された問題を論じようとするなら、弱者の立場にこれでもかと寄り添い、配慮して言葉を選ぶ必要がある。届けたい意見があるからこそ、聞き入れてもらえそうな言葉を選んで連ねることがとても重要だ。

でもここで更に難しいのが「繊細やくざ」(繊細チンピラ?)の問題だ。自分は配慮されて然るべき存在だから、みんな自分に配慮すべきだと弱者本人が思い込むようになると、弱者は「傷つきました」と自ら喧伝し、しまいには腫れ物のような存在になってしまう。

 

繊細やくざを生まない程度に、適度に弱者の立場に寄り添い、強者の立場からより良い社会を提言する。強者の立場から意見を出したかったら、そういう心がけは必要だと思う。多くの人に、意見を聞いてもらうために。書いていて思ったけど、これを突き詰めると理想的な政治家が誕生するのかもね。