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未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

男性トイレと女性トイレの構造が違うからあれが笑えないと想像できないんだ


【3話】ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!! - 少年ジャンプ+α

この記事を読んで思ったこと。

この会議自体はきっとものすごく楽しかったのだろうし、男同士が内輪でワイワイ話し合ってこういうノリになるのはままあることだろうからこういう話自体はシャレとして否定はしない。でも一人の女性として、やっぱりこのイラストを最終的に採用しちゃうのはナシだと思ったよ。

ジャンプ編集部に女性社員がいないにしてもトイレに掲示した時点で、実際にトイレを使おうとする女性の目に触れるのだから。

トイレは個室で性器を露わにしてササッと排泄を済ます面倒くさいし極力人の目を意識しないで用を済ませたい場所なのに、このイラストが貼ってあると「あなたはこれからパンツを下ろして排泄するのですね?そうなのですね?」と念押しされているような気分になり、これから用を足そうとしてるときにもし目にしたら怯んでしまう。

だから私は「性犯罪を助長する!」とまでは思わなかったけど、使う当事者の気持ちを考えてないな、と思ったよ。

でもこの記事を掲載した編集部はどうしてそこに想像力が至らなかったのだろうと色々考えて、ふと男性トイレと女性トイレの構造の違いが排泄という行為の男女間の意識の違いに影響を与えているのかもしれないと思い至った。
とりわけ日本においては、女性のトイレは全部扉つきの個室で、女性は普通に生活していると自分の排泄行為が同性含めて他者の目に触れることがほぼ100%ない。
それが当たり前になっているから、女性は男性より排泄行為に他人の視線を感じることにずっと強く抵抗があるのだ。

簡単に言うと、女性は誰にも見られずにオシッコしたいのである。何しろそれが当たり前でずっと生活してきているので。だから自分のオシッコ姿を他者に連想されるような表現はすごく恥ずかしいのである。「その程度でセクハラ?」と思うかもしれない。だけど本当に恥ずかしくて嫌なのだ。そしてその恥じらいは、女性が自分の身体を守るための防衛力につながるのだと思う。