未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

オンとオフの切り替えが下手で、働くことに行き詰まりそうになった

もうすぐ新年度。この春、環境が大きく変わる人も多いことだろう。うちの子供たちが保育園に入園し、私が今の職場に勤め始めたのもこの時期。毎年この時期になると兼業主婦になりたてのドタバタした日々のことを思い出す。

私は出産後、育休復帰ではなく新しい勤め先で仕事を始めた。同僚がどんな人か、職場の雰囲気はどんな感じか全くわからないままの一からのスタート。一方で子供たちは初めての集団生活と長時間の保育。心配性の私は自分の仕事も子供たちのこともありとあらゆることが心配で、身体より精神的な疲労が酷かった。

仕事初日から数日経つと、仕事も子供もまずまず順調に滑り出したはずなのに、疲れているのに何となく明日が心配で頭が冴えて寝付けなくなった。新生活スタートから一週間くらいで「やっぱり私には共働きは無理だ。辞めよう」と真剣に考えるようになった。

しかし仕事も子供たちも何か悪いことがあるわけでもないのに、なぜ自分の心はこんなに疲れてしまうのだろう。心身の健康のために無理せずここで辞めても構わないが、今ここで辞めたら子育てしながら働くことに自信を失ってしまいそうで怖い。辞める前に、なぜ自分がこんなに疲弊してしまうのかもう一度考えてみることにした。

翌日出社し、和やかな雰囲気の中で仕事が始まり、しばらくしてからふと時計を見て「今、子供たちは○○してる頃かな…」と自分が考えていることに気付いた。そして子供たちの様子を想像すると心配で胸がザワザワしてしまうことにも。

もしかして、これがいけないのかもしれない!

よくよく思い返してみると、仕事を始めて以来、仕事中に無意識にしばしば子供たちのことを考えてしまっていた。子供たちは保育園でプロの保育士さんに囲まれて過ごしている。自分が離れたところで心配するのは無意味だし、万が一、保育園で何かあったら直ちに自分に連絡が来るはずだ。

私には、多分子供を預けて働くことに対しての覚悟と割りきりが足りなかったのだ。同時にこれとは逆に、家にいるときに自分の仕事に不備はなかったかをぼんやり心配してしまっていたことにも気付いた。職務時間中に集中して対価相応に真面目に仕事に取り組んでいれば、仕事を離れたときにその内容を気にする必要なんて全くないはずなのに。

こうしたことに気付いてから

  • 仕事中にはプライベートなことを考えない
  • プライベートな時間には仕事のことを考えない

という2点をとにかく意識するようにした。

意識することに、コツはない。ぼんやりと余計なことを考え始めたら、とにかくシャットアウト!強制終了!今はそれは考えない考えないと念仏のように自分に言い聞かせる。

これを心がけるようになってから、謎の心の疲労はなくなり、気付けば新生活に慣れ、夜もちゃんと眠れるようになった。

 

オンとオフの切り替え。

何てことはない良く聞く言葉だけど、無性に心が疲れてしまう人はそれが上手くできなくなっているのかもしれない。子供の有無に関わらず、オンとオフの切り替えがちゃんと出来てるか?を折に触れて確認するのは、心にストレスがかかっていないかを点検するために非常に有効なのではないかと私は考えている。この体験談、新生活を控えた人に少しでも多く届いてほしい。