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未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

ファッション雑誌変遷記~プチセブンからVERYまで

ファッション雑誌が好き。

高校生の頃に一番好きだったのはプチセブン。正統派で無難なセブンティーンより、内容がゲスだったプチセブン。これが私には合っていた。

イケて見える制服のスカート丈とか、人気のあるルーズソックスのメーカーとか、高校生の買いやすいプチプラコスメとか、高校生カップルのモゴモゴ事情とか、読んでいてものすごく楽しかった。現実にはギャルぶる勇気もなく、お小遣いも標準ちょい下、男女交際やらもほぼ無縁の私。しかしこうした雑誌を読むと、ステレオタイプの女子高生に近付いている気がして何とも楽しかった。

プチセブンは今や廃刊で、セブンティーンしか残っていないのは何とも寂しい。落合砂央里、元気かな。

 

大学生になると、制服から私服になる。ここで私服のセンスが何一つ磨かれていなかった自分に気付き、愕然とする。大学生前半は無難極まりないnon・noを読んでいた。私服でおしゃれをする楽しさを少しずつながら学んでいくと、non・noだと次第に物足りなくなる。

この辺りで、ファッションの系統で読む雑誌が細分化されていく事情に気付く。ストリートとかカジュアル系ならminiとかPS(miniの方がカジュアル上級者)、ギャル寄りならViVi、コンサバお嬢様系ならCanCamやJJ(JJの方がコンサバ要素強め)。

迷走に迷走を重ねていたため、全く系統の違うこれらの雑誌だがすべて買ったことがある。お前は何がしたかったのだ。

自分のしたいファッションはストリートカジュアル系。しかし主観的にも客観的にも、似合うファッションはコンサバ系。試行錯誤の末、結局、大学生の頃に一番買っていたのは似合う重視のCanCamやJJだったと思う。

 

そして就職。

会社に着ていけるけど流行に乗ったおしゃれな服が欲しくなる。この頃に読んでいたのがAneCan、Steady.、with、MOREあたり。あまり高いものは買えないけど、お給料で買える服も増えて、この頃が一番おしゃれが楽しかったかもしれない。

 

そしてそして結婚、出産、育児、仕事再開…

ライフスタイルが更に激変し、毎月買っていたファッション雑誌をぱったり買わなくなってしまった。

 

ファッション雑誌は楽しい。

今やどのファッション雑誌も内容の半分くらいは企業とタイアップの記事風広告なことはとっくに理解してるんだけど、綺麗なモデルさんがさりげなく高価な服を、現実生活にはそぐわない着こなしで着ていると、キラキラした世界にトリップできる。

「Tシャツに何千円も出せねえよ」

「いくら上質のコートだろうが5万超えは無理」

「家族とのアウトドアに白シャツは着ていかない」

などなど、雑誌に描かれる世界にいちいち冷静なツッコミを入れながら読むのだが、

「どこかの世界の素敵ママさんは、こういう生活を実践してるんだろうな~」

と、憧れながらため息をつくのは、別に卑屈になるでもなく、意外と純粋に楽しいのである。

 

で、アラサー主婦がツッコミながら憧れて、目下読んでいて一番楽しい雑誌はVERYなのだけど(上記のツッコミ具体例もほぼVERYに宛てたもの)、最近買ってない。

あのね、VERY重いんですよ。

ゴロゴロしながら読むには、重すぎて腕が疲れるの。

CanCamだって相当重かったよ。でもあの頃はそんなに雑誌の重さなんて気にならなかったんだよね…。加齢で二の腕の筋肉が衰えたとしか思えん。切ない。

そういうわけで、年末年始の暇潰しに買おうと思ってたVERY1月号、コンビニやらスーパーで何度も手に取ったのに、重さにヒヨッて結局棚に戻しちゃって買えてない。切ない。

VERY(ヴェリィ) 2017年 01 月号 [雑誌]

CanCam(キャンキャン) 2017年 02 月号 [雑誌]