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未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

なぜ女の方が年齢の低いときからオバサン扱いされるのか

自分の体感による感想なのだけど、同じ35歳でも男がオジサン扱いされる頻度と女がオバサン扱いされる頻度を比べたら、後者の方が頻度が高いように思う。

口の悪い人なんかは、特に匿名の場だとアラサー以降は全部ババアなんてのたまう。まあ半分冗談なのだろうけど。

どうして女の方が早い時期からオバサン(下手したらババア)扱いされてしまうのか、割とまじめに考えた。

まず、35歳以上の女性は出産時に諸々のリスクが高くなるというのが医学的にはっきり証明されているというのが、この現象の一つの大きな要因だと思う。ただ、生殖能力の加齢による低下というと、個人差はあれど男性にもある程度起こるようなので、それだけがこの現象による要因とは考え難い。

だったら、やはりこれまでの社会で負ってきた「男性の役割」「女性の役割」みたいな前提が大きいのではないのだろうか。

これまでの価値観では、結婚、出産、育児で仕事を中断する時期が無く、定年まで働くことが普通とされてきた男性にとって30代、40代はいわゆる「働き盛り」だった。特に30代は会社の中では「若手」だ。

一方、従来の女性は結婚、出産後も仕事を続ける人の数は今より明らかに少なかったし、定年まで働く人は更に少なかったはずだ。

そうすると、会社という場で相対的な年齢比較の指標がある男性に対して、会社に属さない女性は年齢比較の指標を失う。そこで結婚適齢期や出産適齢期を過ぎた30代あたりで女性の「若い」「若くない」のボーダーを引くことが、何となく当たり前になってしまったのではないだろうか。

そして現在、結婚しても出産しても働き続ける女性の割合が増えてきている。定年まで働く女性もこれからどんどん増えるはずだ。

そうなると女性の「若い」「若くない」の判断も「30代過ぎたらまあオバサンだよね」というフワっとしたものではなく、男性同様に「30代か、まだまだ若いな」とその仕事ぶりから、社会の中で相対的に比較されるようになればいいのにと思う。

もしかしたら今はまさにその過渡期で、これから少しずつ変わっていくのかもしれない。そうであってほしい。

 

何が言いたいのかというと、要は、男性が65歳という定年の年齢を基準に若いとか若くないとか判断するのと同様に、女性も結婚や出産適齢期ではなく65歳の定年を基準に若いとか若くないとか判断して頂きたい、ということだ。なぜなら今後は定年まで働く女性が増えると思うし、日本の将来を考えてもそうあるべきだから。

人は人、自分が自分のことを若輩者と認識していればそれでいいじゃない、という気もするのだけど、同い年の男性は若手扱いされる一方、自分は子持ち主婦というだけでオバサン扱いされることに少し引っかかるのである。