未来メモリー

未来の自分に誇るメモリー

よそ者から見た広島の人と広島東洋カープ

赤ヘル1975 (講談社文庫)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160910/k10010680221000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160910/k10010680221000.html

今夜、カープセ・リーグ優勝を決めた。

 

私は広島出身ではないが、現在、広島在住である。住み始めてからは何年か経つ。

この地に来て、平和都市であること、そしてプロ野球球団の広島東洋カープを擁する都市であることということは、この地の確たるアイデンティティなのだとひしひしと感じている。

 

仁義なき戦い」のイメージか、語尾に「~じゃけぇ」とつく方言の印象か、広島は柄が悪い土地だというイメージを持たれることがあるようだが、住んでみたかぎり、そんなことはない。

むしろ、県民性でいうなら広島はあまり自分からどんどん主張しないシャイな人が比較的多いように思う。

しかしそんな広島の人たちも、カープのこととなると俄然熱くなる。(もちろん全員とは言わない。必ずしもそうでない人もたくさんいる。)

 

今でこそすっかり慣れてしまったが、よそ者の私がこの街にやってきたばかりの頃、カープがこの街の日常の至るところに溶け込んでいるのに本当に驚いた。

至るところに何らかのグッズが売っているのはもちろん、老若男女が天気予報をチェックするのと同じ感覚で昨日の野球結果をチェックしている。

娯楽の選択肢として野球観戦が挙がりうるので、広島の人で野球観戦を一度もしたことがない人の割合って、もしかしてものすごく低いんじゃないかと調べてみたくなるくらいだ。

 

カープは本当に広島の人たちに愛されているのである。

毎年毎年、シーズン頭には今年こそ優勝だ!と息巻いて、結局駄目で、もうカープファンは辞める!なんて言いながらも、またシーズンが始まると今年はいける!と期待して。

そんな様子を私もここ何年か横目で見てきたので、今日は本当に、良かったね、良かったな、と思ったのである。

おそらく明日からビックリするくらい大喜びのカープファンの様子が、たくさんテレビで流れるだろう。

そんなに?と思うかもしれないが、彼らにとっては、そんなに!待ちわびたことなのである。

ビックリしつつも微笑んで眺めて頂ければ、広島在住のよそ者も嬉しい。